生産者団体
丹波市には、様々な生産者団体があります。
農家同士で栽培や経営に関する勉強会を開いたり、共同での生産・出荷に取り組んだり、
マルシェへ共同出店するなど、農家同士で助け合いながら切磋琢磨しています。
丹波有機農業研究会
次世代により良い未来を手渡し、健全な食、豊かな自然、しっかりとした生活文化を残していくために、有機農業実践者やそれを目指す生産者、消費者、行政担当者などと幅広く連携、協力していくネットワーク組織として丹波市の農業のこれからをより充実あるものにしていきたいと考え活動を行っています。
植物は光合成によって植物の体を作るという自然界のメカニズムを学び、土壌分析により植物が必要とするミネラルをバランスよく与えることで、病害虫に強い作物を育てることが可能となります。
それらの技術により、安定生産安定供給ができる農業生産方法について、日々、研究と普及活動を行っています。
連絡先:丹波有機農業研究会(事務局)0795ー85ー4850
生産品目:有機黒大豆、有機大納言小豆、有機米、有機野菜
丹波大空の会
丹波大空の会は、会員約20名が所属する青年農業者の団体です。
土地利用型農業や花き、畜産、加工品など幅広い農業に取り組んでいます。
会の活動としては、先進地視察や研修会等を通した会員同士の情報交換や自己研鑽のほか、道の駅丹波おばあちゃんの里と連携し会員のお米をレストランに出荷しています。
連絡先:丹波市農林振興課(事務局)0795ー74-1465
生産品目:黒大豆、大納言小豆、米、畜産など
丹波ブルーベリー研究会
平成18年に「丹波ブルーベリー研究会」が発足し、現在は約55名の会員で活動しています。
研究会では、ブルーベリー栽培に係わる講習会や、農薬や化学肥料を使わない栽培のコツを新しい会員に教え、ブルーベリー栽培の普及啓発に取り組んでいます。
また、研究会ではブルーベリージャムを開発し市内の道の駅などで販売をしています。
連絡先:ノビリス農園(丹波ブルーベリー研究会会長)0795-82-0959
生産品目:ブルーベリー
丹波人参クラブ
味と栄養価にこだわった「有機にんじんジュース」の原料となるニンジンをグループで出荷しています。添加物や香料・甘味料を足さない有機にんじん本来の味を活かすジュースのため、土壌分析に基づく土づくりから栽培方法にこだわり、栄養価が高く品質の安定したニンジンを、無農薬・無化学肥料で生産・出荷しています。
連絡先:丹波たかみ農場 0795-85ー1912
生産品目:ニンジン
丹波市丹波栗振興会
丹波市丹波栗振興会は、丹波栗の栽培技術向上安定生産を期するために設立されました。
現在は、総勢79名からなり、より良い丹波栗を栽培するため、研修会・先進地の視察などに加え、丹波栗の品評会にも出品するなど精力的に活動しています。
過去には、丹波栗の品評会において近畿農政局長賞や農研機構理事長賞を授与された実績もあります。
連絡先:丹波農業改良普及センター 0795-73-3806
生産品目:丹波栗
丹波ひかみ有機米研究会
JA丹波ひかみの生産者部会のひとつとして2008年に発足。稲にストレスを与えず、根がぐんぐん広がる土壌環境を整える「土づくり」にこわだり、安心・安全で美味しいお米づくりを行っています。稲刈り後の藁や地域資源の堆肥を使い、土壌分析に基づいて不足している栄養分を見極めて補う、という工程を毎年重ね、お米づくりに最適な土の状態に仕上げます。
連絡先:JA丹波ひかみ営農経済部 0795ー82ー5349
生産品目:有機米
畑家族
有機の里・市島地域の農家が集い、作物が元気に育つための環境づくり・土づくりにこだわって、特産品の「黒枝豆」や「黒大豆」を栽培しています。ふかふかの土をつくる堆肥、作物の細胞になるアミノ酸肥料、成長に不可欠なミネラル肥料などを、土壌分析に基づいて施し、生育方法などを農家同士で共有しながら高い品質を維持しています。また、手刈りが一般的だった黒大豆の収穫方法を機械化し、旬を逃さず鮮度の高い状態で市場に届けています。
連絡先:丹波たかみ農場 0795-85ー1912
生産品目:有機黒大豆、有機大納言小豆
あざみ菜生産加工組合
青垣地域で生産されるあざみ菜を、塩だけを使ってつくるあざみ菜漬は、ぴりっとした辛み風味が人気になっています。
現在の組合員は約10名で活動しています。
あざみ菜漬は道の駅あおがきで販売しています。
連絡先:道の駅あおがき 0795-87-2158
生産品目:あざみ菜(漬物)
丹波 根っこの会
丹波 根っこの会は、約30名の会員が所属する女性農業者の団体です。
専業農家、兼業農家、家庭菜園に取り組まれている方、これから農業を始めたい方、丹波の農産物を使った加工食品を作っている方など丹波市において様々な形で「農」に関わる女性が所属しています。
多彩な会員が集い、研修や視察を通して技術向上に取り組むとともに、女性農業者同士の情報交換や交流の場になっています。
連絡先:tamba.nekko@gmail.com
生産品目:米、果樹、野菜