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丹波市の営農モデル

施設イチゴ栽培

青垣町 ことぶき農園

足立 竜真さん

足立さん家の農業

2020年に就農し、2025年現在、20代後半という若さで代表を務める。元々、お父さんが水稲とブドウを栽培 して自社直売所で販売をしており、竜真さんが新規就農をしてイチゴやメロン、サツマイモなど栽培品目および作付面積を拡大。

丹波中でも市外方が多く訪れる地域ということもあり、直売所で年間通じて農産物が途切れないように栽培品目を設定し、集客を行われています。
最近、お姉さんがカフェをオープンし、年間を通してことぶき農園果物などを使ったパフェを提供されており、農産物やカフェを目当てに多くお客さんが訪れている。

  • 満足度

  • 設備

    • トラクター
    • アタッチメント(マルチャー、ブームスプレイヤー、フレールモア)
    • 田植え機
    • コンバイン
    • 運搬車
    • 管理機3台
  • 面積

    • イチゴ(ハウス)8.7a
    • ブドウ(露地)13a(ハウス)18a
    • メロン(ハウス)5.4a
    • トマト(ハウス)5.4a
    • 丹波黒枝豆70a
    • サツマイモ50a
    • 水稲100a
    • 梨10a
  • 販路

    基本的に自農園の直売所
    黒枝豆、トマト、サツマイモは一部直売所へ出荷

年間スケジュール

1日の流れ

  • 8時~17時(時期によっては18時)
  • AM:収穫、出荷調整もしくは収穫体験客の対応
  • PM:栽培管理作業

就農のきっかけ

足立さん青垣町生まれ青垣町育ち。高校卒業後、周り友人多くが地元に残る中、足立さん京都大学に進学。
一度離れることで、地元が好きだという気持ちに気づき、勉学合間に帰郷、特に農繁期にご両親農業手伝いに勤しんだ。
収穫や販売などを手伝ううちに、お客様に美味しいもを手渡し、喜んでいただけることに喜びを感じるようになり、卒業後進路として就農を志すようになった。

就農前の動き

就農したいと家族に話したところ、「ぶどう園秋にしか収入がないで、冬に収穫できるイチゴを始めてどうか」とアドバイスをされた。
丹波農業改良普及センターに市内イチゴ農家さんを紹介してもらう。
大学在学中に学業と並行し、イチゴ農家で1年半アルバイトをしてイチゴ栽培について熱心に学んだ。そ頃から、地元青垣町にもイチゴ狩りスポットを作りたいという思いを持つ。
アルバイト先農場長や丹波農業改良普及センター方に大変お世話になり、就農後もサポートをしてくださり感謝してもしきれないと語る。

就農後

  • 1年目

    • 大学卒業と同時に就農
    • 祖父が所有する農地にビニールハウスを建て、イチゴ栽培に挑戦
    • 営農面積は1.5ha程度(イチゴ、ぶどう、水稲)
    • 1人でイチゴ栽培を行い、休みなく早朝から作業を始める日々
    • 病気と害虫被害に遭い、想定1/3程度しか収穫できなかった
  • 2年目

    • 就農2年目に黒枝豆とサツマイモ、3年目にはメロンなど品目を増やし、面積も2.5haまで拡大
    • 父と母にイチゴ栽培も手伝ってもらうことで、徐々に休暇を確保できるようになる
    • 1年目の失敗を活かし栽培方法を工夫することで、イチゴの収量が増加
    • 新たに融資を受けぶどう・メロン等を栽培するハウスを増設
    • 売上は増加したが、ハウス・機械購入により経費も増加し、所得としては苦しい状況に。
  • 3年目

    • 営農面積は3.2haまで拡大
    • 週に1日は必ず休暇を設ける
    • それぞれ品目栽培技術が上がったこともあり、収量が安定する
    • 就農5年目から経営が軌道に乗り、所得が安定する

農家さんの想い

  • 農業をしていて幸せに感じること

    自分たちが丹精込めて作った野菜や果実をお客様が美味しいと言ってくださる瞬間
    大切なお客様、さらに大切な方が「ここ農園もをいただいて、とても美味しかったから」と、わざわざ来園してくださること
    野菜や果実を通じて、多く方と出会えることに、こ仕事を続けてきて本当によかったと心から感じている

  • 経営で大切にしていること

    始めは休みなく、がむしゃらに働いたけど無理をしたからといって収量が大きく伸びるわけではなく、長期継続できないと気付き、勤務時間を8時~17時に設定して毎週水曜日は必ず休むようにしています。
    スケジュールを作り、段取りよく時間を決めて作業することで作業性を高めて仕事をすることが大切です。

  • 今後の経営ビジョン

    農地を拡大するのは考えておらず、より農園にお客さんが足を運んでもらうことや、よりよいモノを栽培してお客さんに喜んでもらえることを目指していきたいと語ります。

  • これから就農をする方へ

    新規就農者向けの補助制度の情報を全く知らなかったため活用することができなかったので、就農前にそういった情報収集を行うことは大切です。
    また、私は機械を就農後徐々に買い揃えましたが、今になって思うのは、就農時に融資受けて購入していれば生産性が上がり、売上ももっと早く上がったと思います。