丹波市の営農モデル

水稲栽培

氷上・青垣・山南町 あしだ農産

葦田 明 さん

出身:氷上町

葦田さん家の農業

2020年に就農し、丹波市氷上町沼と青垣町西芦田で水稲と山南町梶で丹波栗を栽培。
お米個人お客様を中心に飲食店にも精米して発送、丹波栗卸会社に販売している。
繁忙期みアルバイトを雇っているが、14.5ha水稲栽培基本的に一人で生産から販売までを行っている。

  • 満足度

  • 設備

    • ビニールハウス 2棟
    • 倉庫 4棟
    • 保冷庫 (約500袋分)
    • トラクター 55ps 1台
    • 田植機 6条植え 1台
    • コンバイン 5条刈り1台
    • ハイクリブーム
    • 乾燥機 4台(計300石)
    • 籾摺機 5インチ
    • 色彩選別機 2台
    • 精米機
    • ラジコン動噴
    • 栗洗浄研磨機
    • 栗選別機
    • 栗イガ剥き機
  • 面積

    • 水稲:コシヒカリ14.5ha(氷上町沼、青垣町西芦田)
    • 栗:筑波、銀寄、美玖里2ha(山南町梶)
  • 販路

    • 水稲:個人販売、飲食店
    • 栗:卸会社

年間スケジュール

1日の流れ

  • 【春】代かき、田植え
    7時~18時
  • 【夏】草刈り、水管理、防除など栽培管理
    8時~17時
  • 【秋】稲刈り、乾燥調製
    8時~17時
    4時半~17時(籾摺り作業がある日)
  • 【冬】集荷作業、栗剪定作業、事務処理、当年度振り
    返り、次年度計画作成など
    9時~15時

就農のきっかけ

祖父が氷上町沼で兼業農家をしており、子供頃から手伝いをしていたで農業が身近なところにあった。
高校卒業後、複数職に就いたが退職。
祖父農作業を手伝ったことで農業に興味を持つ。
近隣農家と話す中で、氷上町沼が水稲に向いていること、今後農地が空いていくことを知り、ここで農業をすることに勝機を見出した。
ただ祖父やり方で専業農家として生計を立てられないと思い、友人紹介で丹波篠山市専業米農家で修行することを決める。

就農前の動き

丹波篠山市で修行を始めて1年後に青垣町西芦田で5ha農地を借りる。親方から機械を借りることで、修業しながら個人としても営農を開始できた。
4年間丹波篠山市で修行したちに独立。
修行で水稲栽培一連流れ、機械設備オペレーション・整備を学ぶほか、様々な機械を使うことや、近隣農家から情報収集することが独立就農時機械投資に活かされた。

就農後

  • 1年目

    • 2020年7月、修行先で経験を活かし、独立して営農を開始(水稲6ha)。急な独立となり、当初トラクターみでスタートでしたが、必要な設備や体制を段階的に整えてきました。
    • トラクターしか所有していなかったため、修行先で知り合った農家さんに相談して必要な機械一式を中古で購入
      急だったこともあり、融資や補助金受けられなかったため身内から資金援助で対応
      (そ後計画的に機械を購入)
    • 氷上町沼で面積拡大に向けて近隣農家さんから情報収集
    • 次年度に向けて丹波市補助事業を活用してビニールハウスを設置
  • 6年目

    • 営農面積16.5haまで拡大
    • 独立後、JA丹波ひかみブランド米「夢たん」を栽培
    • JA栽培マニュアルに沿って栽培しているが、毎年栽培状況を考察して少しアレンジ
    • 米収量過去最高を記録
    • 規模拡大しているが、それに合わせて機械投資を行うことで労働時間を変えないことを意識

農家さんの想い

  • 農業をしていて幸せに感じること

    家族を養える所得を確保できていること
    繁忙期以外比較的自由にスケジュールが組めること
    栗収穫時期に毎年同じ方にアルバイトに来てもらえること
    毎年米収量が地域平均よりも獲れていることで栽培技術が上がっている実感がもてる

  • 経営で大切にしていること

    • 農業を経営として続けられることを強く意識しているで無理に高価格で設定せず、適正価格で販売する。
    • 圃場ごと栽培状況、収量、作業スケジュールを記録して閑散期に振り返り、次年度に向けて改善を行う。
    • 毎年同じ栽培スケジュールで行うことを重要視しており、規模拡大に合わせて機械投資をすること、段取りを考えて予定していた日程で作業を終わらせる。
    • 雨で作業段取りが狂わないように、天気アプリで気象情報を収集することを意識している。
  • 今後の経営ビジョン

    氷上町沼でもう少し農地を拡大したい
    1人でできる面積を増やすためにスマート農業導入も考えていきたい
    個人目標として55歳で引退して自由に生きるために農業でそれ相応貯金をつくる

  • これから就農をする方へ

    自分が目指す営農スタイルに近い農家で一度修行してみて、そ栽培品目年間スケジュールが自分に合っているかなどを見定めた方がいいと思います。
    また、自身が就農することをイメージして機械情報収集をすることが大切です。
    生産も大事ですが、農業を続けられることに意味があるで経営を強く意識してほしいです。