有機農業は持続可能な農業の未来を切り開く重要な要素となっております。
しかしながら、有機農業の実践には、植物や生物の生理を理解するサイエンスの視点と、それを実践するための高度な技術と熟練の経験が必要です。
丹波市では、新たに有機農業を始めようとする方が学べる場所として、丹波市立農の学校を運営しております。
その他にも、様々な取組みを通じて、産地全体の生産技術の向上に寄与しております。
1.新規就農者の育成プログラム
丹波市立農の学校では、有機農業に興味を持つ新規就農者向けのプログラムを提供しております。
1年間を通じて、新たに有機農業に取り組もうとする仲間と友に先進的な取組みを学び、新規就農を目指しております。
このプログラムでは、基本的な農業技術から有機農業の原則まで幅広い知識とスキルを学び、新規就農者のスムーズなスタートを支援しています。
2.有機農業の栽培技術向上講習会
有機農業者のスキルアップを目的に栽培技術向上講習会を、市・JA・生産者で構成する協議会にて開催しています。
最新の有機農業技術やベストプラクティスを学び、農家の技術水準の向上を図っています。
3.新たな栽培技術の実証
新たな有機農業の栽培技術の情報収集と実証を展開しております。
これにより、産地の生産性向上に努めております。
4.地域社会との連携
丹波市立農の学校では、地元の農業者と緊密した連携や、感謝祭などを通じて地元との交流を図るなど、有機農業の普及と発展を支援しています。
里山の資源・資本を生かした有機農業技術の発展など、地域にあわせた持続可能な農業を学んでいます。
5.行政の支援
丹波市では就農・移住に対する相談窓口の設置の他、各種サポート制度(助成金等)を準備しております。
農地探しのサポートや、農業経営、栽培技術、運営資金等のお困り事がございましたら、お気軽にご相談ください。